キミ子ばぁちゃんむかしのおはなし

こんにちは！
東西南北の東（ヒガシ）です(*^^*)
東の家はちょっとした田舎にあるので
おじいちゃん＆おばあちゃんの茶飲友達がいます(*´ｪ｀*)

今回は私の茶飲み友達、キミ子ばぁちゃんからお話を伺います。

おばあちゃん

やっぱり、戦争やね。
それは恐ろしい目にあったで。

戦争の為に色々と生活は苦しくなったけど、それはみんなで乗り越えられた。
でも、空襲が本当に恐ろしかったで。
親戚が出兵するのを見送るために田舎から都会の方へ電車で出かけたんよ。
そしたら帰りに空襲警報が鳴ってな、電車の通過でしか知らんような駅で下車することになったんよ。

あれよあれよと言う間にみんなどこかへ避難してしまってな。
気がつけば、知らん町の中にポツンと妹と2人きりで取り残されてたわ。

あの時はほんまに、どうしようかと震えた。怖かった。
どうやって逃げたかは覚えてないな。
とにかく必死に逃げたんやろうな。

違う日には、畑仕事してる時に空襲警報鳴った時もあった。
みんな急いで玉ねぎ小屋に逃げてな、集まって小さくなって震えてたわ。

玉ねぎ小屋

すごい低く飛ぶから操縦士の顔が見えてな、
恐ろしいことに笑ってたわ。

戦争はあかんな。
大切な人を簡単に失ってしまう。
2度としたらあかん。
あんたらまで経験することのないようにな。

遊ぶ子供達
写真：稲刈り後の畑で遊ぶおばあちゃんの孫達。

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おばあちゃん、貴重なお話をありがとうございました。
またお茶飲みに行くからね！

ヒガシ